
コトブキヤ様より発売されました、 劇場版シティーハンター ARTFX J 冴羽 獠 フィギュアレビューです。
今春ファン待望の復活を果たした、シティーハンターこと冴羽 獠のフィギュアが弾着いたしました。
堂々たる立ち姿のファン垂涎の逸品です。
それではお付き合いの程よろしくお願いいたします。

リョウちゃんはみんなのヒーローだった
シティーハンターがジャンプで連載されていたのは1985~1991年の約6年間。時は空前の好景気に日本中が狂乱した時代。そんな中、原作者の北条司先生の手によって綺羅星の如く現れたスーパーヒーローが冴羽獠でした。


普段はもっこりに象徴される比類のないスケベな三枚目。しかし、いざ事が起きれば圧倒的な戦闘能力をもって悪を討つ凄腕のスイーパー。覚醒したその姿には依頼をした美女が一瞬で惚れる。ついでに読んでる読者のハートも鷲づかみにする。そんな比類なき漢のなかの漢。それが冴羽獠である。



連載が終了してからはや28年もの時が経っている。新作のアニメなんて出るとは思ってなかったのに、まさかの新作映画化である。物凄く嬉しかったですね。

かくいう私は、実は連載当時はハナタレ小僧で全く世代ではありません。連載終了後、不定期でアニメスペシャルとして放送していたシリーズでファンになった口です。

普段は冴えない三枚目のリョウちゃんが、本気を出すと圧倒的なイケメン力と戦闘力をもって悪を裁く姿に大興奮したものです。
次々と美女に惚れられていくその男っぷりに羨望の眼差しを向けた諸兄も多いはず。

続編としてはエンジェル・ハートというシティーハンターのパラレルワールドを描いた作品がある。
シティハンターの直接的な続編ではないものの、愛をテーマにした作風は一見の価地あり。
そちらも是非見てもらいたい。

トレードマークの一つである、サックスブルーのジャケットと赤のインナー。シャツから浮き出る厚い胸板。
服の上からでも分かるしなやかな肉体美。たまりませんな(´ρ`)


素晴らしいクオリティをもって具現化したしなやかな野獣
冴羽獠という男は非常に理知的で明晰な頭脳と判断力を持つ男です。さらに厳しい環境下で磨きに磨かれた圧倒的な身体能力。時にネコ科の猛獣のようにしなやかな動きでビルの谷間を駆け抜け、またある時は圧倒的な迫力をもって悪党をねじ伏せる。
ニヒルでクールな表情とは裏腹に、善人への優しさと愛情をもった比類なき漢。
そんなリョウちゃんのパワーをしっかりと内包した、素晴らしいクオリティのフィギュアに仕上がっております。

アイプリのきれいさ。墨入れの丁寧さ。骨太かつスマートに造られた造形美。しっかりとポイントを押さえた造りが好印象です。

イケメン度もばっちり再現されている。

神谷明氏の声が聞こえてきそうです。


リョウちゃんの代名詞、コルト・パイソン357も忠実に再現されています。
ちなみにリョウちゃんの使用しているモデルは4インチバージョンです。




端正で鋭い眼光が印象的な顔立ち。豊かな筋肉と長身で、マジの状態であれば女だろうが男だろうが見惚れるカッコよさ。
数量限定のもっこりパーツもあり
パイソン片手にこの表情パーツを付けると、煽ってる感が半端ないな(笑

やたらとこだわりを持って造られたショーツ類(笑

普段の三枚目の姿。新宿の種馬と恐れられるもっこりの化身。これもリョウちゃんの大きな魅力。子どもが100ダースは作れると豪語する圧倒的なもっこりパワーがそこにある(^ω^)

さすがに股間のもっこりは再現できなかったみたい。今では、少年誌でもっこりなんてパワーワードを口にすることすら出来ないでしょう。おおらかで良い時代だったと思います。

普段のもっこり状態があってこそ、本気を出した時のカッコよさが一段と際立つのです。

心が震えたとき、冴羽 獠はその真の力を解き放つ。

総評
ファンの期待を裏切らない高クオリティ。まさかこの時代にリョウちゃんのフィギュアが買えるとは思ってなかった。企画・制作に携わったすべての人々に圧倒的感謝を述べさせていただきます。
シティーハンター 冴羽 獠よ永遠なれ。。。
それではこれにて終了とさせて頂きます。お付き合いいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4)
ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。
ご覧いただきましてありがとうございました。
大変申し訳ないのですが、今のところ撮影のリクエストはお受けしておりません。
他の皆様にも同様にお答えしておりますので、何とぞご容赦頂ければと思います。